人工知能の開発者についてお話しします
こんにちわ、株式会社NAMの中野哲平です。
今回の記事では、人工知能の開発者について話をします。
「人工知能を使ったビットコイン自動売買システム」を私の会社以外でも作成しているようですが、おそらく、それらは人工知能ではないです。
なぜなら、「人工知能の開発者は日本でも数が限られているから」です。
そしてその限られた人材は、ベンチャー企業や、Google、Facebookなど一部の大企業などに集まっているからです。
一部の大企業というのがミソです。つまり、みんなが想像するトヨタ、三菱、日立、Sonyなども含め多くの企業が、人工知能の開発者を集めたいのに、数が少ないので苦労しているのです。
逆に言えば、「人工知能の開発者は、引く手あまた」で争奪戦なのです。
そんなトヨタから商社まで喉から手が出るような貴重な人材が、普通はビットコインの開発をするなど考えられません。
実際に、僕や人工知能開発者の友人はベンチャー企業やGoogle、国立大学の研究者などに就職しています。
よって「人工知能でビットコイン自動売買」は他社様のものは、すぐに信用しないでください。
さて、それに関連して、人工知能関連の株の話です。
ある大企業(日本の有名なメーカーなど)が「人工知能で、これを始めました!」と言えば、最近は、それだけで株価が上昇します。
しかし、人工知能の開発者は、上でも言ったように、わずかしかいないのに、
本当に、「始めました」だけで、その事業を達成することができるのでしょうか?
本当に、「始められる」だけの人材がいるのでしょうか?
今後、「人工知能だから、この株は上がる」と安易に考えるのは良くないです。本当に正しい技術を使って、適切な分野の事業をやろうとしているのか。
それを見極めて投資をしましょう。