中野哲平の日記

中野哲平が人工知能に関して色々解説します

内視鏡の自動化~人間の進化へ

こんにちわ、株式会社NAMの中野哲平です。

 

医療のネタが続きます。

 

しかし人工知能という研究分野は、

人間を進化させるために存在しています。

人間の進化とは、「死なない」ということです

 

例えば監視カメラの映像を今までは警備員が常に不審者をモニター越しにチェックしながら夜を過ごしていました

 

しかし「映像から不審な奴を自動で見つける」AIが完成した場合、

 

警備員という職業が要らなくなります

 

すると人間は「監視」という今まで必要だった職業を自動化できる

監視を自動化することで、人間の命の安全性がより高まる。

 

これが人間の進化です

 

さて今日のニュースです

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/030200065/092100010/?n_cid=nbptec_ndhml

 

大腸ガンなどの検査は通常、

 

内視鏡というお腹に入れるカメラの映像から

医者が「がんが、存在しないか」とモニター越しに確認しながら検査を行なっていました

 

 

しかしこのニュースで、国立がん研究センターが

 

「がんが存在するか、映像からわかる」AIを開発することに成功しました

#どんな技術が使われているか知りたい方は、Convolutional Neural Networkとお調べください

 

内視鏡の検査は時間もかかり、お医者さんも必要です

しかしこの自動化により、お医者さんが不要で、簡単にがんのチェックができる様になります

 

つまり多くの人が手軽にがん検診を受けられる様になり

がんで死ぬ人間の数が今後、どんどん減少して行きます

 

なぜならがんを早期の段階で発見することができれば、全身転移せず、

すぐに治療でき、死なないからです

 

これは人間の進化です

 

人工知能は人間を進化させるために日々研究開発されています

 

この様な視点で人工知能を研究、開発している企業に投資しましょう